『白井晟一の建築Ⅴ 和風の創造』
2013年5月に第1巻が発刊された『白井晟一の建築』全5巻シリーズが完結した。白井晟一自らが選んで編んできた作品集『白井晟一の建築』(中央公論社、1974年)、『懐霄館』(中央公論社、1980年)などを白井晟一研究所(白井昱磨)が新たに編み直した写真集である。いかにも白井晟一らしい上品な装丁で、白井晟一ファンには堪えられないシリーズである。各巻1500円と手ごろでもある。 シリーズを終えての白井昱磨の所感は以下のようである。...
2050年のGreen City, Green Building & Green Societyを目指して
Keywords: Low Carbon Society, Low Carbon City, Sustainable Challenge, Small Environment Self Sufficient World, Population Decrease, Infrastructure Maintenance, Heat Island Potential, Green City Center, Green Building,...
「知恵を集めて設計する建築や都市」
僕は、人の本棚をみるのが好きだ。クライアントの自宅に行ったり、打合せで事務所を訪ねたりすると、ついつい本棚に目を向けてしまう。その人の興味や思考に触れ、共通点を見つけたり、自分の知らない分野を発見したりする。大袈裟かもしれないが、本棚を通し、人の知恵に触れることで、コミュニケーションが始まる“スタート”を予感する。...
「熊本型デフォルト-応急仮設住宅計画」
1.はじめに 平成28年4月14日と16日に熊本県熊本地方を震源とする震度7クラスを観測して以降、一連の地震活動によって県内だけで約3,500棟にも及ぶ住宅が全半壊したといわれる。本震後から3か月を過ぎた時点で震度1以上の余震は約2千回にも及んでいる。7月末時点で県整備の応急仮設住宅は、16市町村、93団地、3,813戸が着手され、12市町村、62団地、2,871戸が工事完了している。...
最近のコメント