過熱するオーストラリアの集合住宅市場
10月01

過熱するオーストラリアの集合住宅市場

1.はじめに 現在、オーストラリアは自他ともに認める住宅ブームのさなかにある。その背景には、安定的な人口増加、シドニー、メルボルンなどの主要大都市への人口流入、個人投資家に有利な所得税制などの要因があるが、近年はそれらに加えて移民の増加、海外からの投資の増加が大きく影響しているとされる。...

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ラオスにおける土地利用規制・建築集団規制の制度構築
7月02

ラオスにおける土地利用規制・建築集団規制の制度構築

1.はじめに ラオスは、東南アジアで唯一の内陸国であり、周囲は5カ国に接している(下図)。広さは24万km2(日本の本州とほぼ同じ)、人口はおよそ680万人、産業としては水力発電(隣国タイなどに売電)、鉱物資源などがある。...

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ロンドン都市開発事情
5月26

ロンドン都市開発事情

“When a man is tired of London, he is tired of life; For there is in London all that life can afford” ~ Samuel Johnson, an English writer, September 1777...

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英国における団地再生の新潮流
4月06

英国における団地再生の新潮流

はじめに 第二次大戦後の住宅難を解消するために、英国では近代建築の思想を積極的に活用した集合住宅団地が地方自治体によって多く建設され、それらは戦後の集合住宅の形を予見するものとして世界中から注目されてきた。しかし、そうした集合住宅団地も建設から50年以上がたち、多くの物理的、社会的な問題に悩まされる事となり、更に、その維持、管理の費用の増加は、地方自治体にとり大きな負担となってきている。...

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ザンビアのマタニティハウス ~彼らの創造力から学ぶもの~
4月05

ザンビアのマタニティハウス ~彼らの創造力から学ぶもの~

縁あって2008年にアフリカのザンビアという国を訪ねて以来、この国の農村にお産の施設を作る仕事に関わるようになった。これまでヨーロッパやアジアに暮らしたこともあったが、アフリカというのは比べ物にならないほど魅力的だ。私たちが既に失ってしまった、「『ない』ところから何かを生み出せる力」が彼らにはとても強く、そんな彼らの野性的な生き様にこそ、私たちがこれから目指すべき未来があるのでは、といつも感じている。 新興国と変わらない都市部...

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The Nepal Earthquake 2015 and the Rehabilitation Works
1月22

The Nepal Earthquake 2015 and the Rehabilitation Works

In the sunny day on April 12, 2015, at 11:56 local time, a strong earthquake jolted the terrains of Kathmandu Valley. Series of aftershocks in the following months left around 9000 people dead and about half a million...

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