地域から始まる建築
「地域から始まる建築」というのを書いてみましたが、ようは地元の建築士が地元と密接に関係して仕事をしていないというアイロニーから来ています。 僕は杉並区高円寺に在住して20年になりますが多くの周りに住む商店街の人たちや近くの住宅に住む人たちに話を聞いてみると住宅の改修や新築工事を行うときにまず相談するのが大手ハウスメーカーや大手建設会社です。...
『白井晟一の建築Ⅴ 和風の創造』
2013年5月に第1巻が発刊された『白井晟一の建築』全5巻シリーズが完結した。白井晟一自らが選んで編んできた作品集『白井晟一の建築』(中央公論社、1974年)、『懐霄館』(中央公論社、1980年)などを白井晟一研究所(白井昱磨)が新たに編み直した写真集である。いかにも白井晟一らしい上品な装丁で、白井晟一ファンには堪えられないシリーズである。各巻1500円と手ごろでもある。 シリーズを終えての白井昱磨の所感は以下のようである。...
2050年のGreen City, Green Building & Green Societyを目指して
Keywords: Low Carbon Society, Low Carbon City, Sustainable Challenge, Small Environment Self Sufficient World, Population Decrease, Infrastructure Maintenance, Heat Island Potential, Green City Center, Green Building,...
「知恵を集めて設計する建築や都市」
僕は、人の本棚をみるのが好きだ。クライアントの自宅に行ったり、打合せで事務所を訪ねたりすると、ついつい本棚に目を向けてしまう。その人の興味や思考に触れ、共通点を見つけたり、自分の知らない分野を発見したりする。大袈裟かもしれないが、本棚を通し、人の知恵に触れることで、コミュニケーションが始まる“スタート”を予感する。...
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