今、夢見る建築とは?
立原道造(1914~1939)、享年24歳。僕(評者)の24歳などほとんど何もなしえていなかったに等しい。もうその3倍近く生きてきたけれど、この夭折の詩人・建築家の生の密度は想像もできない。 だからというわけでもないけれど、若くして多産なその仕事について、これまで考えることがなかった。もちろん、その名は知っていた。角川版の『立原道造全集』全六巻(1971~73)が出たのは大学院の頃である。...
様相論
空間に曖昧さや時間的変化を取り入れ、建築に複雑さを取り戻す試み <様相論> 原広司は近代建築を成立させた機能主義を、様相論によって乗り越えようとする。様相論は、空間に曖昧性や時間的変化を組み込む理論であり、部分が全体を超える手法の可能性は、いままさに注目されるべきだといえる。 ...
建築職人の現在―木造住宅の設計は誰の責任なのか?
コーディネーター:安藤正雄、布野修司、斎藤公男 パネリスト:村上淳史、蟹澤宏剛 参加者:鈴木あるの、 五條渉、中村良和、柳沢究、中谷正人、亀谷信男、広田直行、山岸輝樹他 記録:長谷部勉、高岡由希子、大槻直矢 日時:平成29年1月13日(金)17時30分~ 会場:A-Forum(東京都千代田区神田駿河台1−5−5レモンパートⅡビル5階) 主旨...
最近のコメント